広告 R関数の使い方辞典

mutate関数の基本的な使い方

2023年9月1日

mutate関数は、R言語のdplyrパッケージに含まれる関数で、データフレームに新しい列を追加したり、既存の列を変更したりするために使用されます。この関数は、データセット内の各行に対して計算を行い、その結果を新しい列としてデータフレームに追加します。

mutate関数の基本的な使い方は以下の通りです:

library(dplyr)

# 新しい列を追加
new_data <- original_data %>%
mutate(new_column = some_calculation_based_on_other_columns)

ここで、some_calculation_based_on_other_columnsは、既存の列に基づいて行われる計算式です。この計算式の結果はnew_columnという名前の新しい列として追加されます。

例えば、mtcarsデータセットにおいて、各車両の重量(wt)に1000を掛けた新しい列weight_kgを追加する場合、以下のように書きます:

mtcars %>%
mutate(weight_kg = wt * 1000)

この例では、mutate関数がwt列の各値に1000を掛け、その結果をweight_kgという新しい列に格納しています。

-R関数の使い方辞典