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ifelse関数の使い方

2023年9月2日

ifelseはR言語の基本関数の一つで、条件に基づいて異なる値を返すために使用されます。この関数はベクトル化されており、ベクトルの各要素に対して条件をテストし、それに応じて別々の値を返します。

ifelse関数の基本的な構文は以下の通りです:

ifelse(test_expression, yes, no)
  • test_expression: これは論理式で、TRUEまたはFALSEを返します。
  • yes: test_expressionがTRUEの場合に返される値。
  • no: test_expressionがFALSEの場合に返される値。

使用例

例えば、mtcarsデータセットのmpg(マイル/ガロン)列の値が20を超える場合は"High"、そうでない場合は"Low"という新しい列を作成する場合、以下のように書きます:

library(dplyr)

mtcars %>%
mutate(fuel_efficiency = ifelse(mpg > 20, "High", "Low"))

この例では、ifelse関数がmpg > 20という条件をテストし、この条件がTRUEであれば"High"を、FALSEであれば"Low"fuel_efficiencyという新しい列に追加します。

ifelse関数は、データフレーム内の条件に基づいて値を分類する際に非常に便利です。特に、dplyrパッケージのmutate関数と組み合わせて使用されることが多いです。

-R関数の使い方辞典